- パニック障害、抑うつ不安障害、体調不良
- 電車に乗るとドキドキと動悸がして、倒れそうになる。会社に行くとめまいや吐き気、頭痛に悩まされている。下痢や便秘を繰り返しているなど・・・・体調不良が目立ってきます。近く内科医にかかっているが、自律神経失調症と言われ薬を飲んでいるか一向に良くならないなど・・・毎日がだるく、睡眠も取れず、休養しても良くならないなど・・・こんな症状に悩まされているにもかかわらず、途方に暮れている方もたくさんいらっしゃいます。まずはその体調不良となる原因を心理的背景を玩味しながらひとつずつ解決していかなければなりません。薬物加療では限界があり、心理的内面の要素を避けは通れない状態でもあります。
- パニック障害について
- 純粋に動悸がしたりすることでパニックに陥り今後、重大な病気にかかるのではないかなどの不安で生活に支障を来すことがあります。パニックでよく起こす場所は閉鎖された空間(バスや電車、トンネル、映画館、会議室など・・・)が多いようです。ここでは薬物治療の他に認知行動療法(暴露反応妨害法)が有効です。パニックに陥ってしまう多くの原因は体調面に関する自信のなさと将来の不安(悲観的な考え)です。考え方をプラス方向に持って行き、パニックを起こす現状を回避せず向き合っていくことが必要です。
- 原因不明の体調不良について (慢性疲労症候群)
- どんなに内科的に原因精査加療を行っても、体に原因がなく正常と言われ続けたにもかかわらず体調不良が続くことがあります。内科医からストレスが原因だと言われ続けたにもかかわらず、精神面では全く思いあたる要素がなく、途方に暮れている場合があります。それは自分の中にある心の問題を回避している場合やもっと深い深層心理がある場合があります。これに関しては心理面接が重要でもっと自分の内面を観察していかなければなりません。